NABレポート ドローン技術5選

NAB Showをご存知の方も多いでしょう、毎年ラスベガスで行われる北米最大、いや恐らく世界最大の放送技術関連技術の展示会です。毎年映画や写真に関する最先端技術がこの場で発表されてきました。

そして、ここ最近の注目は、やはりドローンです。

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2017年のNABは4月の最終週に行われました。そこでも、ドローン業界のリーダーたちから様々な技術が発表されていましたが、特に我々の目を引いたドローン関連技術のトップ5を是非この場で紹介いたしましょう。

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1.PolarPro Katana

カメラ撮影における最新テクノロジーは真っ先に業界に持ち込まれますが、しばしば目先をちょっと変えるだけで、大きな違いを生むアイデアになったりすることがあるんです。ポーラープロ社はDJI Mavicに搭載されたカメラとジンバルユニットが優れていると気づきました。「だったらそれを地上撮影でも使ってしまえば?」と疑問に思ったのでしょう。

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彼らが見出した解決策がKatanaでした。シンプルではありますがかなり有効的に動作するハンドルユニットにMavicを設置することで、Mavicを利用したなめらかでまるで映画のような地上の撮影を行う事ができます。さらに優れているのは、上部にスマートフォンを備え付けることで、スクリーンでモニターしながら撮影もできるんです!

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2.DJI Tracktenna

DJIは産業レベルで要求されるであろうロバストな動画撮影を必要とする人たち向けの製品をリリースしました。Tracktennaは飛行中のドローンを自律的に追跡し、必要に応じて範囲を拡大して通信伝送の安定性とクオリティを大幅に向上させる非常に強力な指向性アンテナ受信機システムとなっています。

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この受信機は、ドローンからのGPSデータを使用し、2軸ジンバルに固定された高利得アンテナアレイを使用し、アンテナシステムを常にドローンに対して向けるようになっているのです。

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注)この記事時点では、このシステムはCendenseコントローラを利用するMatrice200とInspire2のみに利用することができます。

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3.DJI Goggles

やっと出ましたね。DJI Gogglesに関する情報は他にもありふれているので他の記事に譲りましょう。

 

まぁ、つまり、DJI GogglesはDJI製ドローンを利用した没入型FPV飛行を可能とするHDビデオのヘッドセットです。しかも、DJIロゴのついた別のシステムというわけではなく、タッチバッドと統合され、インテリジェント飛行モードなどにアクセスができる物となっています。

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2017年5月末から$499(日本円5万7800円)で発売、順次出荷されるとのこと。実際に利用できるようになるのが楽しみですね。

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4.Freefly Carbon

フリーフライ社はハイ・エンド・ドローン・システムにおけるパイオニアであり続けている会社です。彼らはNAB 2017の場でFreefly Carbonという同社の大きな飛躍となるであろうステップを公表しています。

 

Freefly Carbonは地上と空中で使用可能な世界初の5軸ブラシレスジンバルで最大240mmの焦点距離でスムーズな撮影が可能です。

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現時点では3万ドル弱の価格帯となっており、ハイエンドのプロ市場をターゲットにしていますが、プロシューマ―向けドローン市場が向かう方向性を垣間見せてくれるという意味で興味深いですよね!

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5.DJI Cendence

DJIはコントローラの最上位機種もリリースしましたよ。DJI Cendenceです。オール・イン・ワン・ユニットは、10個のカスタマイズ可能なボタンと5個のアナログコントロールで構成されています。ドローン、ジンバル、そしてほぼすべてのカメラ設定をコントロールでき、CrystalSkyモニターシリーズと互換性があります!

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これは主にインスパイア2を想定されており、このコントローラ一つでドローンのすべての可能性を引き出すことができるのです。

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「DJI Go Appの数タップでほとんどの機能にアクセスできるのに、果たしてそんな多機能をコントローラに搭載してどうするんだろう、、、?」でも思い返せばショートカットボタンがあったらいいなと思うことは確かに多いかもしれませんね。

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まとめ

当然のことながら今年のNABのドローンの主役はDJIであり、おどろくことではありませんでしたが、PolarProのようなベンチャー企業がDJIの成功に対応して取り組みを始めているのはうれしく思いました。

新しいドローンがリリースされなかったのは少し悲しくもありますが、次のステップが見えるのがほんの先であることも間違いありません。これらの技術についてもっと知りたい方、是非と面白い技術があるよというのを知っている方、ぜひ我々まで連絡ください。

よろしくお願いいたします。(原記事:RC GEEKS

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